「コード」と言いますと、一般的には、「C」とか、「Am」とか、アルファベットで書かれたもの、という物であるということは、何となくご存知であるかと思います。

ポップス等では、この「コード」という物を使って、演奏やアレンジ等に使用しますが、クラシックピアノでは、「コード」という物を使用して演奏することは、あまりしないことが多いです。

ピアノ以外にも、ギター等にも使用される、この「コード」というものは、一体何なんでしょうか。
ここでは、この「コード」という物が何か、そして、どう使うのか、ということを解説しようと思います。

先ず、下の楽譜をご覧下さい。

キラキラ星_楽譜

有名な、「キラキラ星」という曲です。
この楽譜に書かれているメロディー「だけ」を、歌ったり、演奏しても、少し寂しいと思います。

「メロディー」だけを演奏することは、例えれば「一人で旅行する」状態です。
それはそれで楽しいこともありますが、少し寂しいですよね。

そこで、先ほどのメロディーのみを演奏する=「単音」ではなく、複数の音を同時に出す=「和音」をつけてみましょう。
今までの、「一人で旅行する」状態から、「和音」をつけると、「何人かで旅行する」という状態になります。賑やかになります。

どんな音でも、音が複数なっていれば「和音」となりますが、中には、選ぶ音によって「変な」響きになる物もあります。
「どの音と、どの音を使えば、きれいな響きになる」と、よく使う音の固まりに名前をつけたものが「コード」と言います。
例えば、以下のような物です。

主要3和音

  • 「C」は、「ド・ミ・ソ」という音の集まり
  • 「F」は、「ファ・ラ・ド」という音の集まり
  • 「G7」は、「ソ・シ・レ・ファ」という音の集まり

となっておりまして、それぞれの「コード」を弾くと、とてもきれいな響きになるかと思います。

様々な理屈はありますが、とりあえずそれは後回しにして、次回は、「キラキラ星」に「和音」をつけてみましょう。

坂下貞行