さて、前回、「キラキラ星」に「和音」をつけてみましょう、ということになりました。
一般的によく聞く「キラキラ星」にも「和音」、「コード」がつけられております。ここでは、一般的なコードではなく、ご自身でコードをつけてみましょう。

キラキラ星_楽譜

「えっ」という感じですが、実はとても簡単です。

先ず、「キラキラ星」に限らず、世の中にあるほとんどの曲は、以下の3つのコードのみ使用するだけで十分なのです。
主要3和音
もちろん、他のコードも使用しますが、それは、又、後ほど説明致します。
この3つのコードを、メロディーに当てはめていきましょう。

例えば、キラキラ星のはじまりの音は「ド」です。この「ド」の音につけることの出来る和音は何でしょうか。
候補は3つしかないので、「C」「F」「G7」の何れかです。譜面と音源でご確認下さい。

●「C」の場合
kirakira_C

●「F」の場合
kirakira_F

●「G7」の場合
kirakira_G7

いかがでしょうか?
「C」が一番しっくり来て、「F」もおかしくはない、「G7」は変な感じ、と思われたのではないでしょうか。
でも、人によっては、”「F」の中途半端さがイイ!”、”「G7」のアブナい響きがステキ!”と思う人もいるかもしれません。
実は、「コード」は、どうつけても大丈夫なんです。「自分が良い!」と感じられたら、何のコードをつけても、一向に問題ありません。

ただ、一般的によく知られている「キラキラ星」とは、かけ離れるため、ここでは「G7がいい!」という方の気持ちも分かりますが、ここでは、自然なコードをつけていってみましょう。
前回、

  • 「C」は、「ド・ミ・ソ」という音の集まり
  • 「F」は、「ファ・ラ・ド」という音の集まり
  • 「G7」は、「ソ・シ・レ・ファ」という音の集まり

ということをご説明したと思います。

「自然に響くコード」をつける、たった一つのルールは、「メロディーの音が、コードの音と同じ音であること」です。
「ド」というメロディーに、「自然に響くコード」は、「ド」の音が含まれている、「C」か「F」ということになります。

どちらがいいかは、ご自身で決めて大丈夫ですが、多数決で決めれば、きっと、9割の方は、「C」がイイ!ということでしょう。
「F」派の方、「G7」派の方は、ここはグっとこらえて、とりあえず「C」を採用し、次回は、「コード進行」という話を交えて、続きのコードをつけていきます。

坂下 貞行